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玄米は動脈硬化を予防できる!?玄米食で体の中から予防に努めよう!

 2021/08/11 発芽玄米や玄米の健康ライフ この記事は約 4 分で読めます。

動脈硬化とは?

若い時にはあまり考えていなかった健康診断ですが、年齢を重ねると毎年の健康診断が憂鬱になっていたりしませんか?
加齢により、血圧、血管や血液、骨密度、中性脂肪や内臓脂肪の量など、色々な数値が変わってきて、将来の大きな病気に繋がらないか心配の人も多いはずです。

その中でも血管や血液など、私たちの直接目で確認できないものは、特に心配要素が多い部分でもあります。
そこで怖いのが動脈硬化です。
自覚症状がなく、ある日突然、心筋梗塞や脳卒中などといった大病に見舞われます。
でも、動脈硬化が起こる原因は、長年にわたって動脈が老化し、本来の弾力性が失われ、血栓などで血管が詰まりやすくなるから引き起こされるのです。
こんな怖い病気ですが、生活習慣の改善により、事前に予防することができるのです。

動脈硬化は毎日の生活から予防可能!

動脈硬化は性別に関係なく、早い人だと30代ぐらいから、遅くとも40代ぐらいからは進み始めます。

日本人の約3割の死因にあたるのが、脳卒中や心筋梗塞です。
そうはいっても、体の老化は防ぐことはできませんから、他の部分で動脈硬化を予防するしかないのです。
栄養バランスの偏った食生活、慢性的な運動不足や睡眠不足など、実は動脈硬化の原因は毎日の生活習慣の中に潜んでいるのです。
つまり、生活習慣の改善を図ることができれば、動脈硬化になりにくい体を作ることができます
特に血管や血液の生成や、血流の流れを良くするには、毎日の食生活の見直しが重要なのです。
最近注目されているのが、玄米食で、玄米に含まれる豊富な栄養素が食生活の改善に役立つというのです。

動脈硬化防止には玄米食が効率的!

玄米には、白米と比較すると食物繊維、ビタミンやミネラル、GABAなどのアミノ酸が大変多く含まれています。
食物繊維は、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類あります。
動脈硬化に影響を及ぼすのは、水溶性食物繊維です。
水溶性食物繊維は、水に溶けやすく、水に溶けるとゼリー状になるのが特徴です。
水溶性食物繊維は、私たちの小腸内でさまざまな栄養素の吸収のスピードを緩やかにしてくれるため、食後の急激な血糖値上昇を防ぐ働きをしてくれるのです。
糖の吸収が緩やかになると、内臓脂肪や皮下脂肪を体に溜めこまないので、太りにくい体を作ります。
太りにくい体は、血液や血管のトラブルを引き起こすことなく、両方の働きを正常にしてくくれるのです。
さらに水溶性食物繊維は、血中コレステロールを低下させ、体内の塩分(ナトリウム)を排出し、高血圧抑制にも役立ちます。
その結果、糖尿病、脂質異常症、高血圧、動脈硬化などを未然に防いでくれるのです。
玄米には白米の約6倍~7倍の食物繊維が含まれていますので、積極的に取り入れていきたいですね。
玄米にはビタミンEが豊富に含まれており、抗酸化作用を発揮します。
ビタミンEは別名『若返りのビタミン』とも呼ばれ、ホルモンの分泌を促し、血管の老化など体内のアンチエイジングケアをすることができるのです。
玄米に含まれているフィチン酸にも、ビタミンE同様の抗酸化作用やアンチエイジング効果が期待できます。

さらにフィチン酸から作られるイノシトールにも、脂肪を溜め込まずにし、肝機能の改善、コレステロール、血栓などにも効果があると言われています。
また、ポリフェノールの1種であるフェルラ酸、アラビノキシラン、r―オリザノールにも抗酸化作用があるので、体内から老化を防ぎ、動脈硬化になりにくい体を作ります。
こうしてみると、玄米が動脈硬化を防ぐと言っても過言ではありませんね。

まとめ

最近注目されてきている玄米食と菜食を組み合わせたマクロビオテックは、動脈硬化や生活習慣病などの予防に大変役立ちます。

玄米と野菜の豊富な栄養素を組み合わせれば無敵ですね!
食生活の改善の他に、ウォーキングや軽めのジョギングなどの有酸素運動を取り入れることでさらに病気にかかりにくく、健康な体を作ることが可能です。
健康維持と動脈硬化やその他の病気防止のためにも、今日から玄米食を始めてみてくださいね!

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