身体がだるいときに!疲労やストレスを回復させる食べ物
身体がだるいとき、いくつかの原因が考えられます。風邪などの体調不良のとき、疲労がたまっているとき、ただなんとなく全身のだるさがあるとき。
何をするにもだるくて、ご飯を食べることすら面倒に感じることもあるかもしれません。しかし、ご飯を食べなければ、そのだるさを解消することは困難であったり、逆に食べずにいるからこそ身体の調子が良くなったり。その時その時の体調に向き合って、身体にあった対処をしていかなければなりません。
そんなあなたにおススメ、だるさの状況別に、回復に効果的な食べ物をご紹介していきます。
体調不良で身体がだるいとき
風邪の症状はそのときによって異なり、頭痛や腹痛を感じたり高熱があったり、吐き気があったりしますよね。でも共通して必ずあるのが、身体のだるさだと思います。
特に長時間身体を動かすことができずに寝ていると、余計に身体が重くなってくる…ということも。
風邪をひいた時には、睡眠や休息をとって安静にすることはもちろんですが、早く治すためには栄養のあるご飯を食べることも大切です。
風邪でだるくてもすぐに食べられて、栄養価が高い食べ物をご紹介します。
おかゆ
風邪といえばおかゆのイメージがある方も多いのではないでしょうか。
なぜおかゆかと言うと、通常よりも食べやすいカタチにすることで、胃腸への負担を少なくしつつ、水分や栄養を摂ることができるからです。また、消化も良いので、風邪以外でも身体や胃腸が弱っている時にもおすすめです。
風邪をひくと、発汗量も増え、水分が不足しがちになります。また、固形物を飲み込むのが困難な場合もありますので、体調不良のときの食事にピッタリです。
調理も簡単ですので、体調が悪いときはぜひおかゆを試してみてください。
フルーツゼリー
固形物を胃に入れる気にならない、おかゆでも無理…なんて場合は、フルーツゼリーなら食べやすいのではないでしょうか。
フルーツが入っているので、ビタミンCやビタミンB1をはじめとしたビタミン類を摂取することができます。ビタミンを摂ることで、ストレスを軽減したり疲労回復ができたりします。
体調が悪く寝込んでいる時には、買ってきてすぐに食べられるゼリーがおすすめです。
疲労がたまっているとき
寝ても日中眠く、だるくなるという場合は、生活習慣に問題がある可能性が高いです。睡眠やストレスもそうですが、バランスの悪い食事もその一つです。
体調不良時の効果的な食べ物としてもご紹介したビタミンは、疲労でだるさを感じる場合にも大変効果的です。
それでは、疲労がたまってとれない場合におすすめな食べ物をご紹介していきます。
炭水化物(糖質)
ご飯、パン、麺類などに含まれる糖質は、身体全体や脳に必要なエネルギーをつくるための、重要な成分です。ダイエットなどで糖質制限をしすぎて、身体のエネルギーが生成されていなかったり、疲労回復を促進してくれなかったりということが原因で、だるさを感じている可能性もあります。
制限をする場合でも、まったく摂らないとかえってカロリーを消費できないので、程よく摂取しましょう。ご飯やパンは家にあることも多いと思いますので、比較的簡単に摂ることができるでしょう。
クエン酸
クエン酸には、体内の疲労の原因となる物質を解消し、エネルギー代謝を円滑にする働きがあるため、疲労回復にピッタリです、レモンをはじめとした果物や梅、酢など、酸っぱいものに多く含まれます。
激しい運動などをして疲労がとれず、翌日もだるいと言う場合には、乳酸がたまっている可能性があります。クエン酸は、乳酸の解消を促進する働きもありますので、運動に起因する身体のだるさにも効果が期待できます。
バランスのとれた生活を
身体がだるいと感じるときにおすすめの食べ物をご紹介してきました。今まで紹介したものは一例ですが、あくまで色々な栄養素をバランス良く組み合わせて食べることが大切です。
例えば、ご飯やおかゆを食べるとき、梅干しと一緒に食べる。ビタミンやクエン酸が多く含まれていそうなフルーツゼリーを食べる、など。
健康は、バランスが良く毎日摂る食事から。これを心がけていれば、体調不良になることも減りますし、疲労によるだるさや原因不明のだるさに悩まされることも少なくなるでしょう。
また、食事だけでなく、十分な睡眠や休息、適度な運動もあわせて行うことで、効果が増します。身体の調子が悪いと感じるときは、食事・睡眠・運動を整えてみましょう。