玄米は糖質制限向きの食べ物ではない?その真実を追求してみよう!
糖質制限ダイエットとは?
近年流行りのダイエットの代表格と言えば、糖質制限ダイエット!
「低糖質食」「糖質制限食」「炭水化物制限食」「ローカーボ=ダイエット」など、さまざまな呼び名で知られています。
糖質制限とはいったい何のことなのでしょうか?
食品表示としてスーパーやコンビニで売られている食品には、栄養成分表が貼られています。
その炭水化物に目をつけ、1日あたりの摂取量を50g以下に抑えたのが、糖質制限です。
糖質とは、炭水化物から食物繊維を差し引いた部分のことです。
糖質を抑え、体内で一定の糖質量を保つことで、脂肪分解を促すことが可能になります。
ケトン体と呼ばれる物質を発生させ、エネルギー源として使用することで脂肪を燃やす働きをしてくれるのです。
別名この方法は、ケトジェニックダイエットと呼ばれることもあります。
血液中のケトン体の濃度が通常値よりも上昇した状態をケートシスと言い、この状態をキープし続けることが糖質制限ダイエットの基本となるのです。
炭水化物と言うと、玄米も含まれるのですが、玄米はよくダイエット向きの食品と言われます。
今回は、糖質制限と玄米の関係性について見ていきましょう!
玄米は糖質制限でも大丈夫?
玄米は、白米に精製される前のもみ殻の部分がついた米ぬかの部分に多く栄養素が含まれていると言われています。
白米の外側にあるものでも、米の一部になりますから、炭水化物には違いありません。
糖質制限ダイエットの基本は、前述した通り、炭水化物を制限することにあります。
炭水化物は栄養素の中でも、私たちの体の活動エネルギーとなるものです。
私たちの体内で熱を生み出し、体を温めて代謝を上げる働きをします。
糖質制限はたしかに一時的には痩せますが、間違ったやり方をするとリバウンドをしてしまうこともあります。
糖質を極端に制限すると、代謝不良を引き起こす原因となり、冷えが体脂肪率を上昇させてしまうことがあるのです。
また、糖質は脳のエネルギー源でもあり、糖質をある程度摂取することで精神を安定させる効果もあります。
ある程度の糖質量は健康体であるために必要なものなのです。
玄米には、ビタミン、ミネラル、食物繊維の副栄養素や酵素などがとても豊富に含まれています。
玄米の胚芽やその周りにある皮の部分に大変多く含まれていると言われています。
玄米がダイエットに良いのは、こうした栄養素の働きのおかげなのです。
それでは、玄米に含まれる栄養素はどのような働きをしてくれるのでしょうか?
玄米に含まれる栄養素の働きとは?
玄米に含まれるビタミン、ミネラル、食物繊維、酵素などは私たちの体を健康に保つ役割をしています。
玄米は野菜よりかなり多くの栄養素がありますので、玄米を食べることで血流や代謝の働きを良くしてくれます。
腸内環境を整え、便秘になりにくくしてくれる働きがあります。
つまり、老廃物や体に不要なものを排出するデトックス効果があります。
玄米を積極的に摂ることで、血流の流れがよくなり、代謝を良くしてくれるのですね!
その結果、脳や体の機能を正常により健康的に働かせることができるので、精神を安定させる効果などもあります。
糖質制限食には一見向いていないように見える玄米ですが、少しの量でも満腹感が味わえるので、よく噛んで食べることがダイエットにつながります。
糖質制限中は、食物繊維をしっかり摂らないと便秘になりがちです。
毎日少しの玄米食が、ダイエット効果をさらに高めてくれることにつながるのです。
玄米はお腹が弱い人は下痢などを起こしやすいので、比較的玄米の中でも柔らかいとされる発酵玄米などをうまく利用するか、普通の食事より良く噛んで食べることが大切です。
まとめ
糖質制限中の足りない食物繊維、ミネラル、ビタミン、酵素などを補うのに玄米は大変効果的な食品です。
毎日少しずつの量で多くの栄養素を補うことができます。
糖質制限をサポートしてくれるサプリメントのようなものと考えると良いでしょう。
糖質制限中でも玄米を有効に使うことで、さらなるダイエット効果が期待できるので、是非試してみましょう!