玄米で高血圧を改善しよう！驚くべき玄米の効果とは？

2021/03/30 2021/03/30 発芽玄米や玄米の健康ライフこの記事は約 4 分で読めます。

近年、玄米の効果に大きな注目が集まっています。
玄米とは精米前のお米のことであり、玄米を精米することで一般的な白米となります。
精米によってお米のうま味や風味は増し、お米は「おいしく」なります。
しかし、精米の過程によって、お米そのものが持つビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素の多くが失われます。
そのため、あえて精米前の玄米を食べる、健康法や美容法に注目が集まっているのです。
ビタミンやミネラルが豊富な玄米を日常的に食べることで、お肌や髪などに十分な栄養を送ることができ、確かな美容効果が期待できます。
さらに玄米の効果はそれだけではなく、血圧や糖尿などの生活習慣病にも良い影響があると言われています。
そこで今回は、血圧の基本を紹介しながら、玄米を使った血圧改善の健康法を解説します。

Contents

1 高血圧とは？
- 1.1 高血圧の何が問題なの？
- 1.2 高血圧を予防するためには？
2 食物繊維豊富な玄米がおすすめ
3 玄米で血管を強くしよう！

高血圧とは？

そもそも高血圧とはどのような病態なのでしょうか？
高血圧とは、日常的に血圧が一定以上の値を呈する状態のことをいいます。
血圧は常に変動しているため、運動や食事、入浴などの生活習慣に応じて変動します。
血圧には日内変動（1日の中の自然な変化）も認められ、一般的に、寝起きの血圧は低く、日中の血圧が高くなるように自律神経によって管理されています。
そのため、仮に一時的に血圧が高くなってもそれは大きな問題ではなく、日常的（慢性的）に血圧が高い状態が継続することが問題となります。

高血圧の何が問題なの？

高血圧になると、全身の血管には過度なストレス（負担）がかかります。
毎日ストレスをかけられた血管は徐々にダメージを受け、弾力がなくなったり、血管内に血栓（血の塊）ができたり、血管の壁に傷がついたりなど、様々な問題が生じます。
この状態を放置しておくと、心臓や脳などの血管に重大な障害が現れる可能性があり、脳梗塞や心筋梗塞などの致死的な疾患を発症するリスクが上がります。

つまり、血圧の値そのものが問題なのではなく、高血圧によって血管がダメージを受けることが健康上の大きな問題になるということです。
そのため、心筋梗塞や脳梗塞など、血管関連の疾患を予防するためには、血圧を下げる（安定させる）のはもちろんのこと、血管を丈夫にしたり血管に栄養を送ることを忘れてはいけません。

高血圧を予防するためには？

高血圧は生活習慣病の一種です。
高血圧を治療するために重要なことは、毎日の食習慣や運動習慣、喫煙や飲酒などの習慣です。
そのため、高血圧治療の基本は食事療法と運動療法です。
もちろん禁煙や減酒（禁酒）は必須ですが、薬を使った薬物療法は必ずしも必要ではありません。

まずは食生活と運動習慣を見直すことが重要です。
具体的な食事療法としては、減塩、低コレステロールの食事、低糖質の食事、そして野菜や果物などの食物繊維豊富な食事などを意識することが重要です。

食物繊維豊富な玄米がおすすめ

とはいえ、毎日大量の野菜を食べることはなかなか難しいですよね。
野菜が健康に良いことはわかっていても、なかなか野菜をお腹いっぱい食べるのは難しく、外食やコンビニなどの食事が中心になってしまうという方も少なくないでしょう。
たとえ毎日家庭で作って食べるという人であっても、栄養バランスを意識した献立を考えるのは大変です。

特に、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素は摂取することが難しく、どうしても糖質（炭水化物）や脂質中心の献立になってしまいますよね。
そんな時におすすめな食材が「玄米」です。
毎日の主食を白米から玄米におきかえるだけで、ビタミンやミネラルなどの栄養素を増加することが可能です。
また、玄米には食物繊維が豊富に含まれているため、不足しがちな食物繊維を十分に摂取することができます。