玄米と雑穀は最強コンビ!栄養素をまんべんなく摂ることができます。
お米にはさまざまな名前がある!
「毎日食べている物が体を作る!」とよく言われます。
毎日、あなたは自分の食生活に気を配った生活をしていますか?
カップヌードルやファーストフード等、簡易的な食事だけで済ませてはいませんか?
昔から日本人の主食とされてきたお米ですが、最近のお米に対する考え方は少し変わりつつあります。
最近は白米を食べるより、玄米や雑穀等を食べる方が健康に良いと言われているのです。
精白米、玄米、雑穀等、お米にもさまざまな種類があります。
それでは、どのような違いがあるのでしょうか?
まずは、古くから私たちが主食として食べている白米です。
もみ殻や糠層の部分を取り除き、精製された真っ白できれいなお米を指します。
甘みもあり、非常に食べやすく、炭水化物なので消化吸収が大変良いとされています。
次に玄米ですが、もみ殻だけを取り除いた米を指します。
米糠や胚芽が残っており、癖がある匂いと硬さが特徴です。
白米に比べて、食物繊維、ビタミンやミネラルを多く含んでいます。
GI値も低く、血糖値の上昇を抑えてくれる効果や便秘解消効果も期待できます。
最後に雑穀米です。
白米にさまざまな雑穀を混ぜた米を指します。
雑穀の中には、大麦、あわやひえ、小豆、赤米や黒米、きびなどが含まれます。
雑穀米も玄米同様に、食物繊維、ビタミンやミネラル、ポリフェノールなどの栄養素が大変多く含まれているので、不足しがちな栄養素を万遍なく摂ることができます。
玄米と雑穀米は栄養価がかなり高いので、是非主食として取り入れていきましょう!
玄米+雑穀の最強コンビとは?
玄米と雑穀米が体に良いのであれば、「両方のいいとこ取りをしたい。」と誰もが考えますよね?
最近は玄米と雑穀米が予め混ざった商品もスーパーやネットなどで販売されていますが、色々な雑穀がブレンドされていればされているほど、値段が高くなります。
両方を混ぜて炊くだけなので、誰でも簡単に作ることができます。
比較的混ぜやすいのが、赤米や黒米、押麦、丸麦、あわやひえ、キヌア、ごま等です。
これらは普通に玄米と混ぜるだけで簡単に炊けるものばかりです。
小豆、レンズ豆、緑豆、たかきび等を使う時は、豆類で通常の雑穀より硬くなるので、量にもよりますが、半日程度の浸水をする必要があります。
さらに大豆や黒豆のような完璧な硬い豆の類は、1日浸水させてから炊かないと美味しく炊き上げることができません。
玄米だけでももみ殻や糠が付いているので、かなり固くなりますから、雑穀をさらに加える時には、浸水時間をしっかりと取ることが大切なのです。
浸水時間を誤ってしまうとただ硬いだけの米が出来上がってしまい、きちんと炊けてないものは消化に悪いので、胃腸を痛めてしまったり、下痢を引き起こすので注意が必要です。
浸水時間と蒸らし時間が超重要?
雑穀の種類だけではなく、夏場と冬場でも浸水時間が変わってくるので注意しましょう。
夏場であれば、3時間~6時間、冬場であればぬるま湯程度のお湯に5時間~8時間浸水させてから炊くようにしましょう。
きちんと浸水させて炊飯する時には、一つまみの塩を入れると、米糠の独特のにおいが軽減させるのでおすすめですよ。
炊き上がったら、必ず上下をひっくり返すように混ぜて、30分ぐらい蒸らしましょう。
もし一口味見をしてみて、硬いと感じた時には軽量カップ1杯ぐらいのお湯を入れて、再度30分蒸らしてみると食べやすくなります。
浸水時間と蒸らし時間が、玄米+雑穀をさらに美味しくしてくれるポイントなのです。
まとめ
玄米も雑穀米も白米に比べると、匂いも味も初めは慣れないので、抵抗を感じる人もいるかもしれません。
でも、やはり毎日食べていけば、慣れていきます。
まず初めは癖があまり強くない発芽玄米、発酵玄米などと、メジャーな雑穀から始めていきましょう。
豆類の浸水時間は長くかかりますが、比較的食べやすいので是非試してみてくださいね!
色々な種類の雑穀とブレンドしていくことで、玄米と雑穀の良さや効果をより実感することができますよ。