【玄米を食べる３つのメリット】おすすめの玄米健康法を紹介します

昔の日本においては、玄米よりも白米が貴重なものとされており、玄米はあまりおいしくないと考えられていました。
近年では多くのメーカーから「おいしい玄米」が販売されており、白米よりもおいしく、白米よりも栄養価の高い玄米を食べることが出来るようになりました。
そして今では、多くの日本人が日常的に玄米を食べています。
そこで今回は、玄米を食べるメリットを紹介しながら、玄米を使ったおすすめの健康法を解説します。

玄米の基本

玄米とは精米前のお米のことです。
精米の工程によって多くの栄養素が失われるため、精米前の玄米には白米にはない豊富な栄養素が含まれています。

とはいえ、お米をおいしく食べるために精米が行われているため、一般的に、精米前の玄米は白米よりも風味が劣ると考えられています。
しかし、様々な研究開発が進んだことで、今では白米よりも「おいしい玄米」も登場しています。
だからこそ、おいしいだけではなく、栄養価の高い玄米は多くの人から好まれています。

玄米の栄養価とは？

そんな玄米には、白米にはない豊富な栄養素が含まれています。
外食やコンビニ食などが中心の食生活をしていると、ビタミンやミネラル（微量元素）などの栄養素が不足しがちになります。
しかしこれらの栄養素は、美容や健康のために欠かせないものであるため、サプリメントなどを使用して補ってあげる必要があります。
そんなビタミンやミネラルが豊富に含まれているのが玄米です。
毎日の主食を白米から玄米に「置き換える」だけで、必要なビタミンやミネラルを補給できるようになるかもしれません。
さらに、玄米に加えて青汁や酵素などの補助食品を使っていくことで、健康的で若々しい体作りをサポートできるでしょう。

玄米を食べる3つのメリット

しかも、玄米のメリットは「おいしくて栄養価が高い」だけではありません。
代表的な玄米のメリットを3つ紹介します。

太りにくくなる

玄米は白米に比べて「糖質の吸収が緩やか」であることが知られています。
糖質の吸収を緩やかにすることで、体からインスリンとよばれるホルモンが放出されにくくなります。
インスリンは血糖値（血液中の糖の値）を下げるためには非常に重要なホルモンです。
特に、糖尿病の人には欠かせないものであることはまちがいありません。
しかし、インスリンの分泌が過剰になることで、脂肪が蓄積しやすくなり、食欲が増し、結果的に太りやすくなります。
糖質の吸収が緩やかである玄米を食べることで、白米よりも太りにくくなるメリットが期待できます。

便秘の改善

玄米にはビタミンやミネラルの他にも、食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維には便通をスムーズにしておなかの調子を整える作用があります。

白米を玄米に置き換えることで、不足しがちな食物繊維を摂取することができるため、日常的にしつこい便秘に悩まされているという人には特におすすめです。

美容に効果的

玄米に含まれる栄養素の中には、美容に役立つビタミンＢ６やビタミンＥがたっぷり含有されています。
これらのビタミン類には、肌のきめを細かくしたり、肌をみずみずしくしたり、髪や爪の細胞をサポートする作用があります。
また、豊富な食物繊維によって便秘を改善することが出来れば、体内の毒素を排泄しやすくなり、嫌な体臭や口臭なども緩和することが可能です。
美容に気を付けているという人や、年齢と共に肌の調子が気になるようになったという人は、ぜひ白米を玄米に置き換えてみください。
ビタミン類がたっぷりと補給できることで、全身の細胞を活性化することが可能になるでしょう。

玄米を白米と置き換えるのがおすすめ

玄米を食生活に取り入れるには、「白米を玄米に置き換える」という単純な方法がおすすめです。
サプリメントや青汁などは非常に栄養価が高く、おすすめな健康補助食品なのですが、ついつい飲み忘れてしまうというデメリットもあります。

しかし、玄米は白米から置き換えるだけで効果を見込むことができます。
健康食品などに抵抗があるという人も、白米を玄米にするだけですので、多くの人が実践しやすい健康法だといえます。
健康的な生活がしたいという人は、ぜひ「玄米健康法」をお試しください。